〇168日目 4回目の予防接種

5ケ月15日目。
初めて母のみで予防接種に連れて行った。
四種混合とやら。。

4回目にしてやっと一人で連れて行く。
主人が平日休みということもあり、いつも一緒に行っていたのだ。
なんだか少し緊張。

さて出発

いつも病院の待合室は、お母さんがほとんど。
にもかかわらず父母で来ていることに若干の後ろめたさがあった。
今日は自分で出発する時間を決め、自分で道を選び、病院へたどり着く。
自分だけだと普通にやってきたこと。
でも、りつきも一緒だと不安もある。
きっと責任というものを感じているのだと思う。

グーグルマップでは13分の道。
8キロを抱っこ紐に乗せていくと、歩く速度も遅いせいか遠く感じる。
すやすやと眠るりつきの顔を覗くと、こんな眠っている時間に予防接種に出かけなくても良かったのかな。
いくつもの選択肢だって、自分だけのためであれば迷わないのだけどな。

病院へ到着

病院へ到着。
数回病院へ来た中でも混んでいて、待合室は10名ほどでいっぱいだった。
コロナはピークアウトしているとはいえ、どんなウイルスが飛び交っているかわからないから、
外で待つことにした。

「りつき君、次ですよー」
いよいよ呼ばれる。
診察室の扉が開いた。

私の心配に反して、おじいちゃん先生にニコニコと笑顔を振りまく。
予防注射も前回まで少し泣いていたのに
打たれた瞬間
「ひっ」
と、息を吸っただけ。
泣くんじゃないんかい。とずっこけそうになる。
おじいちゃん先生に褒められたと思ったら、私の膝に立ち
「あぶーー」
と、お喋りをしていた。

終始、看護婦さんにも落ち着いた表情で対応。
大人なふるまいだった。

二人だけの帰り道

「父さんに報告しなきゃね!」
自慢げなのは私の方だったかもしれない。
たくましい天使だこと。

夕方で涼しくなってきていた。
少し遠回りをして帰ることにした。
通うであろう保育園・小学校を通り、どんな生活をするようになるのかお話をした。
父さんがよく歌ってくれた歌を歌いながら帰った。
「歩こー歩こー。私は元気ー。」
抱っこ紐がかかる肩を上下に
「ぴっぴっ」
と、揺らしてりつきの顔を見ると、微笑んでくれる。
りつきには楽しいことでいっぱいの毎日にしてほしい。

二人でもできることが増えていく。
涼しい風に当たりながら、私が成長した気がした(笑)

おわり

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