人間らしい反応をするようになってきた。
「うーうーんーー!」
と顔をしかめながら何かを訴えていたり。
「えーん」と言っているだけの泣き真似をしたり。
泣き顔にはなるものの、「えーん」と言い終わった後、真顔に戻るのところがミソ。
「それ泣いてないでしょ」
とつい頬が緩む。
今日は父さんが、りつきのジムメリーの下で遊んでいた。
(その光景がまず面白いが、置いとく(笑))
すると、りつきの目が光り、父さんとジムメリーに釘付けになった。
「りつきがオモチャ取られたと思ってるじゃない?笑」
「そんな馬鹿な~」
だってまだ4ケ月だもの。
別のオモチャで試してみる。
父さんが人形をフリフリと振ってみる。
…目を光らせて、まだ上手く操ることのできない両手を震わせながらオモチャの方へ向けている。
抱っこされながらも上体を捻り、体重移動をしている。
人形の方へ近づけると両手でしっかり持った。
と思ったら、人形にディープキス。
愛情表現あついな(笑)
父さんがまた別の人形を持ってくると、その人形に目を奪われる。
今持っている人形は早々に投げ捨てた。
そして新しい人形を手にして、ディープキス。
これを3回ほど繰り返した。
しつこいけど、毎回楽しそうにしてくれる。
隣の芝生は青く見えるっていうものね。
他人の持っているオモチャが魅力的に見えるのかしら。
筆者30過ぎだって、成功している人がいれば羨ましく思ったり、他人が持っている物を欲しくなったり、感情は揺れ動く。
でもそれはきっと、手に入れる努力をしていないときや、努力の仕方がわからないときに発生する感情だと思う。
りつきは父さんのオモチャの動かしかたに反応しているだけかもしれないけど、人間らしい感情の動きが少しずつ見える。ような気がする。
いろいろな経験をして、いろいろなことを感じて、大人になったら自分でしっかり考えて選択できる人になってね。
あとは自分の選択した道を正解にしていく努力をするの。
こんな私が言うことではないから、まあ、たまには目移りするのも良いでしょう。
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